メート君、駅伝バイクカメラに帯同中！（前編）

2015 11 12

メート君が行く

こんにちは、メートです。
突然ですがクイズです。
この人たちは誰でしょうか？

「ラフな格好だから、休日のお父さん？」
「秋の行楽シーズンだし、バックパッカーさん？？」
ブブー！違います。

正解は～～～・・・

そう！プロのライダーさんとカメラマンとでタッグを組んでスポーツシーンを撮影する、
通称「バイクカメラ」担当の方々です。

普段はこんなににこやかなのに仕事のスイッチが入ると表情は一変。

働くオトコの姿、同性のぼくでも惚れ惚れしちゃうよ、カッコイイ～～～～！
今回は、そんなバイクカメラの皆さんについて取材してきました！

１０月１１日。僕がバイクカメラ取材で訪れたのは、
島根県出雲市で行われている『第２７回出雲全日本大学選抜駅伝競走』

ここは出雲ドーム。ここでカメラや機材のセッティングをして実際のコースを下見するよ。

バイクカメラは全部で３台。
左の青いバイクはアナウンサーさんを乗せて走るレポートバイク。
2台の黒いバイクはカメラマンを乗せて走るカメラバイク！カッコいいな〜♪
こうやって、３台で実際の走行を何度もテスト走行を重ねた上で、本番を迎えるんだ。

車で追走するカメラ助手の猪瀬真弘先輩の車に乗せてもらってコースを走行中。
リハーサルはバッチリ！
よーーーし、本番の様子も沢山取材しちゃうぞ～～～～(^^)

猪「そう言えばメート君、取材の許可申請はちゃんとしてるよね？」
メ「え・・・キョカ？？？」
猪「そうだよ。大会当日を取材をするんだったら選手の方々を映すことになるから、
事前に大会の運営組織に許可を取らないと。」
メ「ど、どうしましょう！ぼく、許可なんて取ってないです。じゃあ・・・」
猪「出雲駅伝の取材はここまで、ってことになるね。」

メ「えぇぇぇぇ～～～！？？？」

人生最大のミスにお目当ての「出雲そば」さえ喉を通らないメート君でした。。。

そして、

１１月某日―。

然るべき取材申請、許可を取った僕は東京から福島へと向かっていた。
福島県福島市で行われる『第31回東日本女子駅伝』。
中高生から大学生、実業団までの幅広い層の女性ランナーたちが一緒に走る駅伝で、
北海道から静岡県までの１８都道県の代表がたすきをつないでいく大会なんだ。
2020年の東京オリンピック出場を見据えた未来のヒロイン候補たちが
晩秋の福島を躍動する姿が見どころだよ！
この大会でも、前述のバイクカメラがランナーたちの走る姿を間近で撮影してお届けしているんだ。
バイク担当は株式会社ソニックさんの熟練ライダーの加藤孝二さんと坂本信之さん。
カメラ担当はフイルム・メート撮影部の山口達夫・小澤伸一　両カメラマン。
彼らはどんな仕事をしているのか？

今回は福島テレビさん全面協力のもと、大会の裏側に潜入させていただきました！

11月7日、大会前日は入念なリハーサルが行われたよ。

中継車を先頭に、実際走るコースを本番と同じ時間帯に走るんだ。

本番でどのように撮るのか二人でシミュレーションしながら走っているんだね。
車やバイクだけじゃなく、頭上ではヘリコプターが大きな飛行音を立てている。
ヘリコプターは空撮だけじゃなくて、各カメラが撮影した映像の電波信号を受けて、
福島テレビ社屋へ飛ばす役割も担っているんだ。
テレビでは当日の様子だけいつも見ていたけど、
こんなに大掛かりなリハーサルしているんだね、知らなかったなぁ。

さて、夕方。リハーサルを終えると再びテレビ局へ。
バイクカメラの皆さんが何やら作業を始めている。

メ「すいませ～～～ん、これって何をしているんですか？」
山「メート君、明日の天気を知っているかい？」
メ「え？あ、すいません。ちゃんと確認していませんでした・・・」
山「明日はおそらく終日雨なんだ。それも山間なんかは結構強い雨になるだろうね。
バイクに搭載している機材はどれも精密機器ばかりだから、
雨に濡れないように防水対策をしているんだよ。」